2011年に発生した東日本大震災で大きなダメージを受けた常磐線の復旧工事においては、被ばく線量の高い帰還困難区域の富岡駅から 浪江駅までのガス圧接工事を、2017年から2019年にかけて主体として施工し、設定替えのゴールドサミット溶接まで無事故で施工しました。
2016年からREX(Rail Exchange System Team)のFWC(Flsah batt Welding Car)を操作して、日本製鉄(株)で製造された150m+150mの長尺レールを 夜間施工で8口施工し、約1200m超ロングレールに溶接しています。大宮から北進し年間のレール交換延長は30数kmに及びます。 現在は宇都宮~那須塩原間のレール交換に従事しています。
神奈川県東部方面0k514m~2k185m間(延長1671m)のレール溶接工事において、ガス圧接256口、エンクローズアーク溶接30口(普通レール)、 エンクローズアーク溶接30口(頭部熱処理レール)を施工しました。本工事は全線が西谷トンネル内の地下空間で、区間内には最大勾配35‰を含む 上下急勾配が4か所、さらに最小半径R=550mを含む急曲線が2か所あり、非常に変化に富んだ線形の一次溶接において、ガス圧接により4本の レールを送り出し工法で施工しました。
相模鉄道西谷駅からJR羽沢貨物駅までの間に、新たな直通線を建設するうちの西谷起点2kmから2k680mのレール配列後の二次溶接において、オンレール工法の ガス圧接78口を紙工し、約1年の工期を無事故で終えることができました。
羽沢横浜国大~新横浜間(延長3911m)のレールガス圧接560口、ゴールドサミット溶接22口に日々従事しています。